中年という生物は何なのか」(笑)について書かれている、ちょっと学術的な本を紹介します。とは言っても、そんなに難しい内容ではないで、ご心配なく。「中年の新たなる物語」という本です。

 中年の新たなる物語 (動物学、医学、進化学からのアプローチ)

著者はイギリス・ケンブリッジ大学で動物学を教えている先生です。人以外の生物には「中年」という時期がないのに、人にだけなぜ「中年」という時期が存在するのかについて真面目に一つ一つ検証しています。

私も今この本を読んでいますが、視点がなかなか面白いです。一般に中年という世代は、身体に起こるマイナスの要素に一喜一憂しがちですが、著者によると「それは進化の途中の現象」なんだそうです。身体能力が弱ってくるのは確かですが、一方で他の能力が伸びてきているので、そんなに嘆く必要はないと、この本の著者、デイヴィッド ベインブリッジ氏は説明しています。

読んでいてちょっと悲しかったのが、身体的な衰えの説明で「髪の毛が白髪になったということはメラニン色素の生成能力が弱っているということなので、基本的には黒髪には戻らない」という部分でした。諦めるしかないんだなと悟りました・・・(苦笑)。

でも、身体的な能力以外の部分はまだまだ伸びるそうです。
これからもがんばりましょう(笑)。