倉敷市立美術館 東郷青児 斎藤真一 それぞれの女性像

大原美術館(ブログ内記事:大原美術館 2022年11月)に行った後に、すぐ近くにある倉敷市立美術館に行きました。歩いて5分ほどの距離です。

この期間はたまたま東郷青児の作品が展示されていました。東郷青児の作品は東京の新宿にあるSOMPO美術館で見ることができますが、意外とまとめて見る機会は少ないんですよね。今回の展覧会は倉敷市と損保ジャパンが包括提携した記念で開かれているためか、出展されている作品は全てSOMPO美術館所蔵の作品でした。

東郷青児の作品のイメージと言えば、ふんわりとした女性をモチーフにした作品が浮かびますよね。


東郷青児 「望郷」 (1959年)


東郷青児 「夢の花」 (1969年)


東郷青児 「婦人(ショール)」 (1958年)

今回はSOMBO美術館所蔵の作品がどっさり来ているためか、色々なタイプの作品を見ることができます。


東郷青児 「微風」 (1937年)


東郷青児 「緑と白」 (1975年)


東郷青児 「窓」 (1929年)


東郷青児 「村の祭り」 (1923年)

上で紹介した作品は第2展示室にあったもので、第3展示室にもたくさんの作品があります。第3展示室の方はより「ディープな」作品が展示されていて、東郷青児の別の一面を垣間見ることができます。第3展示室に入った瞬間、正直、写真を撮影する手が止まってしまいました(苦笑)。手が止まったという表現はちょっと大げさですが、悪い意味ではなく、人間を描くということは、人間が持つ表と裏を描くことなんだな、と妙に納得したのでした。

紙の作品リストに書いてある東郷青児の作品の数はなんと85個でした。SOMBO美術館に行くよりも倉敷市立美術館で見た方がまとめて鑑賞できます。(^^)

一方、斎藤真一の作品は倉敷市立美術館所蔵品からの展示(一部、個人蔵)でした。この展示会に来るまで経歴は全く知らなかったのですが、ウィキペディアによると、岡山県倉敷市出身の洋画家で、映画「吉原炎上」の原作者としても知られるとあります。そういう経緯で倉敷で展示されているんですね。私が気になった作品をいくつか紹介します。


斎藤真一 「手品師」 (1961年)


斎藤真一 「北国の駅」 (1991年)


斎藤真一 「蓮華暮色 倉橋島にて」 (1989年)

作品に味がありますよね・・・。

美術館に寄った帰りに、倉敷の美観地区でランチを食べました。前回、倉敷に来たときに岡山名物と呼ばれるものはある程度食べてしまったのですが、「たこめし」を食べ損なっていたので、リベンジで「たこめし」を食べようと思って入ったのがこちらのお店です。

きびそばと郷土料理 冨来屋本舗 本館

ホームページを見るとちょっと高級で入りにくそうに見えますが、店頭で案内する店員さんもいて気軽に立ち寄ることができました。このお店は「たこめし」のお店ではなく、「きびそば」という「きび」を使った麺が名物のお店でした。(「たこめし」はセットメニュー(きび膳)の1つとして提供されていただけでした)


たこめし


きびそば

目的の「たこめし」も堪能できましたが、それ以上に「きびそば」のツルツルとした喉越しが実に美味しく、ダブルで得した気分になりました。


東郷青児 増補新装版 (らんぷの本)