胃内視鏡検査(通称:胃カメラ、上部内視鏡検査)、大腸内視鏡検査(下部内視鏡検査)は、先端にカメラが付いたスコープを使って、医師が胃や腸の様子を直接調べる検査です。

料金

保険適用になる場合は、3割負担で約15,000円ほどです。

注意点

大腸内視鏡検査を行う場合は細かい注意点がいくつかあります。

  1. 前日の食事に関して細かい指示があります(後述)
  2. 内視鏡検査時にポリープを同時に切除する場合は、術後の行動に制限があります
    • 術後2日間は仕事を休む必要があります
    • 旅行は術後2週間禁止です
    • アルコールは術後1週間飲めません
    • 運動は1週間できません

ポリープの切除には、別途3割負担で約35,000円ほどかかります。

準備(前日)

夕食は19:00までに。食事はできるだけ炭水化物のみ(うどんなど)。肉、魚はOK。野菜、豆、海藻などはNG。できるだけ便が出やすい食べ物を食べておく。

当日の流れ

私が検査した病院での流れです。私は病院内で腸をきれいにする作業を行いましたが、自宅で腸をきれいにしてから病院へ行く方法もあります。詳しくは病院の指示に従ってください。

腸をきれいにするための時間に個人差があるため、所要時間は人それぞれです。早い人で約2時間、時間がかかる人は4時間ほどかかる場合があります。

1.水薬を1リットル~1.5リットル飲む

腸をきれいにするための飲料(水薬)を30分ほどかけて飲みきります。その際、ガスコンドロップという腸内のガスを外に排出する薬も混ぜて飲みます。

2.便が透明になるまで何度もトイレに行く

下剤を飲んでいるので、何度もトイレに行きたくなります。便通をもよおす度ごとに便の色が段々透明になっていきます。最低5回はトイレに行くことが必要です。私の場合は7回以上トイレに通いました。

この腸をきれいにするためにかかる時間に個人差があり、すぐにきれいになる人、なかなかきれいにならない人、色んな人がいます。腸のヒダに残留物が残っていると、なかなか透明にならないそうです。なかなか透明にならない場合は、ひたすら水を飲んで残留物を放出する必要があります。看護師さんからOKが出るまで続けます。

3.血圧を測る

血圧が異常である場合、内視鏡検査はできません。

4.検査着に着替える

上下つなぎの検査着に着替えます。下着やアクセサリは全て外し、お尻に穴が空いた専用の下着を着用します。

5.改めて注意点の説明

実際に検査に移る前に、看護師さんからポリープが見つかった場合の対応、生検(削除した細胞を検査に回すこと)の許諾などの確認が行われます。

6.点滴液の注入

検査台に上がる前に、点滴を装着します。

7.検査台へ

検査台に横になり、痛みを感じないように麻酔薬を点滴口から注入します。しばらくすると麻酔が効いてきます。私の場合、この麻酔薬を注入して以降の記憶がありません。たまたま目が覚めたら、もう検査は終わっていました。痛みを感じるどころか、内視鏡が体内を通ったという感覚さえありませんでした。

大腸の内視鏡検査と胃の内視鏡検査を同時に行っている場合、万が一、大腸でポリープが見つかった場合、胃の内視鏡検査は同時にはやらないそうです(また後日になるとのことです)。

8.医師から検査結果の説明

検査時に撮影した写真を使って結果が説明されます。問題点が見つかった場合、その後の対応が説明されます


まとめ

病院の立場から見ると、内視鏡検査は非常に手間がかかる作業であると感じました。手順の数がとても多いです。にもかかわらず、病院のスタッフの方々非常に手際よくこなされているのに感心しました。おかげで安心して検査を受けることが出来ました。カメラを使った検査は苦痛であろうと予想していたのですが、麻酔のおかげで全くつらくありませんでした。

検査は定期的に受けた方が良いようです。受けるべき間隔は各自の症状に応じて医師から指示があると思います。何も問題がなければ2年に1度、気になる部分があれば1年に1度ぐらいかと思います。