英語は学生時代から勉強してきましたが、最近になって自分の英語の勉強法が間違っていたことに気づいてしまったんです。
私たちが学生の頃は、受験のために英語を勉強したように記憶しています。受験の筆記テスト用の英語しか習ってこなかったんですよね。英語が読めるようになるためには、文法を覚えなくてはいけない・・・といった流れで、英語を話すことをあまりしませんでした。
しかし、オンラインスクールの英会話レッスンを受けると、文法はさておき、まずは話すことを求められます。すごいカルチャーショックでした。まさに英語は「話せてなんぼ」という感じです。
オンライン英会話の先生と会話をしてみて気づいたことは、彼らはどうもあまり文法が得意でない、ということです。逆に言うと、文法を知らなくても、英語は話せるということです。彼らは話すことで英語を覚えてきたので、細かい文法ルールはあまり気にしていないみたいです。
この話を聞いてわかったことは、文法は大事ではあるけれど、文法が分からなくても英語は話すことができる、つまり、何度も使って慣れれば、英語は話せるようになるということです。確かに日本語が話せるようになれたのも、何度も使って慣れたからであって、文法から日本語を学んだわけではないんですもんね。
このことに気づいてから、聞く・話すを中心とした勉強方法に変えました。
これからは学ぶ優先順位を、
- 話す
- 聞く
- 書く
- 読む
の順に変えました。「読む」はとても大事であることを知っているのですが、私の場合は受験英語である程度やったので、あえて後回しにしています。
「話す」と「聞く」は、オンライン英会話を利用しています。値段も安く、自宅でレッスンが受けられるので、とても効率的です。私は二種類の英会話レッスンをしています。
- フリートーク(雑談)
- カランメソッド
フリートーク(雑談)のレッスンとは、いわゆる友だち同士のくだらない話(チャット)の能力(日常会話)を鍛えることを目的として、気心が知れたいつも同じ先生とレッスンをしています。いつも同じ先生なので緊張することもなく、英語でわからないことがあれば、気軽にこの先生にわからないことを聞けます。レッスンの内容も一応テキストを決めてはいますが、雑談が基本で「先週末はどこにいった?」だとか「あの映画は見たか?」など、レッスン時間が雑談で終わってしまうこともしばしばです。
雑談レッスンのいいところは、話の展開が読めないため、事前に使いたい単語の準備ができないところです。あのことを表現したいのにそれを意味する英単語が思い浮かばない・・・というのが、しばしばです。(そういう時はレッスン終了後に復習として調べます)雑談することで、色んな単語を覚えるきっかけができるところがいいと思っています。
それとは別に「カランメソッド」を使って、頭で英語を覚えるのではなく、体で英語を覚えようとしています。カランメソッドは反復練習が基本なので、話す回数を機械的に増やすのに最適です。(カランメソッドの詳細については、「カランメソッド」のページで詳しく書いています)