国立西洋美術館の「憧憬の地 ブルターニュ」を見に行ってきました。
日本に住んでいるとフランスのブルターニュ地方のことなど知る由もありませんが、展覧会に行くことで色々な土地のことを知ることができます。このブルターニュ地方はパリから1時間半ぐらいで行けるそうなので、将来の旅行先の候補になるかも?などと妄想しながら見ていました。
ブルターニュ地方は自然豊かな場所のようなので、芸術家にとっては興味が惹かれる場所だったんでしょうね。色々な作品がありましたが、それぞれの視点でブルターニュを表現していて面白かったです。
写真撮影可だった作品のうち気になったものをいくつか。(出品リスト)
クロード・モネ 「ポール=ドモワの洞窟」(1886年 茨城県立美術館)
茨城県立美術館の所蔵品をここで見ることができてラッキーです。
クロード・モネ 「嵐のベリール」(1886年 オルセー美術館)
オルセー美術館所蔵のモネの同時期の作品。これも迫力があります
有名どころの画家の作品はもちろん良いのですが、普段はあまり気にしていない画家の作品でグッときたりするんですよね。
楽園ぽい感じが良いです。
モーリス・ドニ「若い母」(1919年 国立西洋美術館・松方コレクション)
これも同じくドニの作品。ほのぼのしてます。(*^_^*)
今回一番気に入ったのが、リュシアン・シモンの2つの作品。
リュシアン・シモン 「庭の集い」(1919年 国立西洋美術館・松方コレクション)
リュシアン・シモン 「ブルターニュの祭り」(1919年頃 国立西洋美術館・松方コレクション)
なんか良かったです。楽しそうだから、かも(笑)
企画展を見終わった後は、常設展へ。国立西洋美術館の常設展は何度も見ていますが、毎回ちょっとずつ違うので、今まで見たことのない作品が必ず見つかるんですよね。今回はこれが初でした。
エドガー・ドガ 「舞台袖の3人の踊り子」(1880-85年頃)
見たことがありそうで実は見たことがなかった作品を見つけると、ちょっと嬉しいです。
ブルターニュに感化されてしまったからか、今回はミュージアムショップでブルターニュのお菓子を買ってしまいました。
お菓子のパッケージは展覧会のメインビジュアルになっているポール・ゴーガンの「海辺に立つブルターニュの少女たち」です。ブルターニュの味を家で美味しく頂きました。