イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜―モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン
2021/10/15~2022/1/16
三菱一号館美術館
※ホームページ、作品リストは既に削除されています。
紹介記事:モネ「睡蓮」連作の特別展示も。「印象派・光の系譜」展が三菱一号館美術館でスタート
イスラエル博物館にある印象派作品を見ることができるのは、かなり貴重だと思いました。今まで見たことがない作品もたくさんあり、かなりお得感がありました。(写真は、ゴッホの「麦畑とポピー」)
会期の途中から「睡蓮:水の風景連作」に出品された作品が3作品揃うということで、3作品揃った後に出かけました。会場の混雑防止の観点から基本は事前予約形式だったため、睡蓮が3作品揃った日程の事前予約チケットはかなり早くから埋まっており、自分が行きたい時間帯のチケットを確保するのが大変でした。
今回の目玉はやはりレッサー・ユリィでした。ほとんど知られていないこの画家のポストカードがすぐに売り切れてしまう(私が見に行ったときも品切れでした)というので話題になりました。今回の美術展は印象派の作品もとても良かったのと、レッサー・ユリィの作品も記憶に残しておきたいと思い、迷うことなく図録を購入しました。
以下、私が気になった作品です。
- ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
- 川沿いの町、ヴィル=ダヴレー (1855–1856年頃)
- 川釣り (制作年不詳)
- 魚を運ぶ釣り人 (制作年不詳)
- 舟上の釣り人 (1870–1872年)
- モルトフォンテーヌ、小さな柵へと続く道 (1850年頃)
- 樹々の間に差す陽光 (制作年不詳)
- シャルル=フランソワ・ドービニー
- 川の風景、バ=ムードン (1859年)
- 川沿いの農場 (1869年)
- 漕ぎ手のいる大きな川の風景 (1884年)
- 花咲くリンゴの木 (1860–1862年)
- ギュスターヴ・クールベ
- 海景色 (1869年)
- 森の流れ (1873年)
- 岩のある風景 (1872年)
- リンゴの静物 (1871–1872年頃)
- ポール・セザンヌ
- 川の湾曲部 (1865年頃)
- エスタックの岩 (1865年頃)
- 陽光を浴びたエスタックの朝の眺め (1882–1883年)
- 湾曲した道にある樹 (1881–1882年)
- 川のそばのカントリーハウス (1890年頃)
- ウジェーヌ・ブーダン
- 川辺の洗濯女たち (1880–1885年頃)
- ベルクの浜辺 (1882年)
- 潮、海辺の日没 (制作年不詳)
- 岸辺のボート (制作年不詳)
- 港に近づくフリゲート艦 (1894年)
- クロード・モネ
- エトルタ、アヴァルの崖 (1885年)
- 睡蓮 (1907年)
- ジヴェルニーの娘たち、陽光を浴びて (1894年)
- アルフレッド・シスレー
- ロワン川のほとり、秋の効果 (1881年)
- サン=マメス、ロワン川のはしけ (1884年)
- サン=マメス、ロワン川のはしけ (1885年)
- アルマン・ギヨマン
- 川の景色 (1890年頃)
- セーヌ川の情景 (1882年頃)
- チャイルド・ハッサム
- 夏の陽光( ショールズ諸島) (1892年)
- ポール・シニャック
- サモワの運河、曳舟 (1901年)
- テオ・ファン・レイセルベルヘ
- 地中海、ル・ラヴァンドゥー (1904年)
- レッサー・ユリィ
- 風景 (1900年頃)
- 冬のベルリン (1920年代半ば)
- 夜のポツダム広場 (1920年代半ば)
- 赤い絨毯 (1889年)
- カミーユ・ピサロ
- 豊作 (1893年)
- 朝、陽光の効果、エラニー (1899年)
- エラニーの日没 (1890年)
- ポントワーズの工場 (1873年)
- テュイルリー宮庭園、午後の陽光 (1900年)
- ジャンヌの肖像 (1893年頃)
- ピエール=オーギュスト・ルノワール
- マントノン郊外 (1888年)
- レストランゲの肖像 (1878年)
- マダム・ポーランの肖像 (1880年代後半)
- 花で飾られた帽子の女 (1889年)
- リンゴとキジ (制作年不詳)
- 静物 (制作年不詳)
- 花瓶にいけられた薔薇 (1880年頃)
- フィンセント・ファン・ゴッホ
- 麦畑とポピー (1888年)
- プロヴァンスの収穫期 (1888年)
- アニエールのヴォワイエ=ダルジャンソン公園の入り口 (1887年)
- ポール・ゴーガン
- ヴォージラールの家 (1880年)
- マルティニークの村 (1887年)
- ウパ ウパ(炎の踊り) (1891年)
- 犬のいる風景 (1903年)
- 静物 (1899年)
- エドガー・ドガ
- 《 障害競走》のあるアトリエ (1880–1881年)
- エミール・ベルナール
- マリー・ルマッソンの肖像 (1892年)
特別展示「睡蓮:水の風景連作」
- クロード・モネ
- 睡蓮 (1907年) DIC川村記念美術館
- 睡蓮 (1907年) 和泉市久保惣記念美術館
- 睡蓮 (1908年) 東京富士美術館
その他
- オディロン・ルドン
- グラン・ブーケ (1901年) 三菱一号館美術館