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SOMPO美術館の「ゴッホと静物画 – 伝統から革新へ- 」を見に行ってきました。

私が行った時はかなり混んでいました。日本人もたくさんでしたが、加えて外国人観光客もかなりの人数で見に来ていたので、混雑するのも納得です。入口では手荷物検査があります。

静物画の展覧会なので、作品の中にガイコツとかがあって、たまにギョッとします(笑)が、基本は花や果物などの静物が多いので、穏やかな気持ちで見ることができます。

色々な美術館からゴッホの静物画が集められていて、

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「野菜と果物のある静物」(1884年 ファン・ゴッホ美術館)

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「カーネーションを生けた花瓶」(1886年 アムステルダム市立美術館)

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「ばらとシャクヤク」(1886年 クレラー=ミュラー美術館)

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「赤と白の花をいけた花瓶」(1886年 ボイマンス・ファン・ブーニンヘン美術館)

ゴッホがメインの展覧会なので、当然ゴッホの作品が多いですが、他の作家の作品もいいです。

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ウジェーヌ・ドラクロワ「花瓶の花」(1883年 スコットランド・ナショナル・ギャラリー)

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ポール・ゴーギャン「花束」(1897年 マルモッタン・モネ美術館)

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エドゥアール・マネ「白いシャクヤクとその他の花のある静物」(1880年頃 ボイマンス・ファン・ブーニンヘン美術館)

個人的にはこの作品に思い入れがありまして、

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ピエール=オーギュスト・ルノワール「アネモネ」(1883~1890年頃 ポーラ美術館)

以前、渋谷Bunkamuraの「ポーラ美術館コレクション展」に行った時にこの作品のポストカードを購入しました。自分の部屋にこのポストカードをずっと飾っていたのですが、今回作品を間近で見てみたら本物と色味が全然違ってたんですよ。今回もポストカードを購入して比較してみたところ、

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左が以前購入したポストカード、右が今回購入したポストカードです。全然違いますよね。今回購入したポストカードの方が本物の色味に近かったです。部屋に飾るポストカードは今回購入したポストカードに変えました。(^^)

そしてこの2作品が隣り合って展示されるところにたくさんの人が集まっていました。
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フィンセント・ファン・ゴッホ 「アイリス」(1890年 ファン・ゴッホ美術館)

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「ひまわり」(1888年 SOMPO美術館)

「ひまわり」はSOMPO美術館で常設展示されていますが、今回はガラスケースの中でなくて外に出ているところがポイントです。直接見ると、ひまわりの真ん中の赤い点が良く見えました。「ひまわり」をガラスケースなしで間近で見ることができるだけでも来て良かった、と思いました。

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