府中市美術館の「アルフォンス・ミュシャ ふたりの世界」を見に行ってきました。
ミュシャの作品は大阪市・堺の「堺 アルフォンス・ミュシャ館」で以前まとめて見たので、今回の展覧会は理解しやすかったです
今回は企画展ということで、章立てのテーマに合わせて作品が展示されていました。作品は主に
堺 アルフォンス・ミュシャ館
OGATAコレクション
サントリーポスターコレクション
株式会社インテック
府中市美術館
からの出品のようでした。OGATAコレクションという名前はよく見るのですが、これは元「カメラのドイ」の社員だった尾形さんが立ち上げたコレクションなんですね。展示の説明を見て知りました
写真撮影は不可だったので、主な作品はホームページの画像をご覧ください
ポスター作品の展示が多く、色彩が鮮やかなので、とても見やすい展覧会でした。ミュシャのことを知らない人ても楽しめそうだなぁと思いました
個人的には、それらの明るめの作品はさておき(^^)、暗めの油彩画の作品にグッと来ました
・「花飾りをつけた女性」(個人蔵・府中市美術館寄託)
・「ポエジー」(堺 アルフォンス・ミュシャ館)
・「目を閉じた少女」(堺 アルフォンス・ミュシャ館)
・「ハーモニー」(堺 アルフォンス・ミュシャ館)
堺 アルフォンス・ミュシャ館の作品が多いですが、以前私が行ったときは展示されていなかったと思うんですよねぇ。近くの府中市美術館で見ることができてよかったです。
今回の展覧会は図録(3080円)がありました。しかも書籍として発売されています。この展覧会は巡回はないそうです。府中市美術館が単独で書籍を作ってしまうなんて、えらい。今回は良い作品が多かったので、図録を購入してしまいました
同時開催の府中市美術館の「コレクション展」も良い作品が多かったです。市の美術館なのに、かなり作品が充実していました。
ホームページにも載っている、
アルフレッド・イースト 「富士山」(明治期)
は写真で見るより実物の方が断然いいです。あとホームページには載っていませんが、新収蔵品の
海老原喜之助 「スキーヤー」(1930年)
も良かったですねぇ。海老原喜之助のいわゆる「エビハラ・ブルー」がとても鮮やかでした。
近くに行かれる方はぜひ行ってみて下さい~