国立西洋美術館の「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」を見に行ってきました。
先日紹介した東京国立近代美術館の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」
と同じく、こちらもスペイン系ですね。今回もコロナ前に行ったスペイン旅行を懐かしがるために行ってまいりました(笑)。
サブタイトルにもあるように、展示の中心は版画です。膨大な量の版画が展示されていました。私はまだ未熟で版画を楽しむ能力が不足している(苦笑)ので、見た目がわかりやすい作品にしか目が行きませんでした(^^;)
マドリッドのプラド美術館にある作品の版画版ですね
フランシスコ・デ・ゴヤ バルタサール「カルロス王太子騎馬像(ベラスケスに基づく)」(1778年 国立西洋美術館)
単に好みというだけで撮影しました(笑)
フランシスコ・デ・ゴヤ「暗い背景のマハ」(1824-28年頃 長崎県美術館)
モダンな感じに目を引かれました
エドゥアール・マネ「バリケード」(1871年頃(1884年) 国立西洋美術館)
版画でない作品もいくつか展示されていました。この作品は企画展のチラシにも掲載されていましたが、昨年収蔵されたスペインの国民的画家の没後100年の特別出品のようです
ホアキン・ソローリャ「水飲み壺」(1904年 国立西洋美術館)
この企画展のメインビジュアルですね
ラモン・カザス「「アニス・デル・モノ」のポスター」(1898年 国立西洋美術館)
展示の後半にはピカソの作品もありました
パブロ・ピカソ「読書するアンジェル・フェルナンデス・デ・ソト」(1898-99年 個人蔵)
パブロ・ピカソ「泣く女 I」(1937年 和歌山県立近代美術館)
そして常設展。もうどこに何が展示されているか大体わかっている(^^)ので、もはや個人的なお気に入り探しになってます。今回の私のお気に入りです。
すごい迫力。旧松方コレクションです
フランク・ブラングィン「しけの日」(1889年)
見つめられてる・・・。松方コレクションです
アンリ=ジャン=ギヨーム・マルタン「自画像」(1919年)
ほんわかしてます。これも松方コレクション
ピエール=アルベール・マルケ「レ・サーブル・ドロンヌ」(1921年)
そして今回の一番のお気に入り。初展示品です
アリスティード・マイヨール「花の冠」(1889年)
8/26(土)は企画展も常設展も無料で見ることができるようなので、まだ見ていない方はチャンスです!
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