アーティゾン美術館の「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」を見に行ってきました。
マリー・ローランサンの大規模展覧会は、2023年春の渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム以来でしょうか
出品作品は閉館したマリーローランサン美術館やその他の美術館から貸し出された作品とアーティゾン美術館所蔵の作品をミックスした形で展示されていました。マリーローランサンを通して時代を振り返るという趣旨からなのか、展示のところどころにアーティゾン美術館所蔵の他の画家の作品が挿入されていました。(出品作品リスト)
マリー・ローランサンの作品は柔らかい感じがする作品が多いですが、入口を入って最初にあった自画像はちょっと違いました
一枚目の作品が違和感ないんですが、
マリー・ローランサン 「帽子をかぶった自画像」(1927年頃、マリーローランサン美術館)
こちらの自画像はえーって感じ
マリー・ローランサン 「自画像」(1905年頃、マリーローランサン美術館)
展示されている自画像はもう2枚ほどあるんですが、そちらもえーっていう感じです。実際に行って確認して下さい(笑)
その後は、あぁマリー・ローランサンだ、という作品がたくさん続きます。
マリー・ローランサン「女と犬」(1923年、石橋財団アーティゾン美術館)
私が以前訪れた美術館では撮影不可だった作品がここでは写真撮影可だったのはちょっとうれしかったです。
マリー・ローランサン「マンドリンのレッスン」(1923年、鹿児島市立美術館)
マリー・ローランサン「ブルドッグを抱いた女」(1914年、群馬県立近代美術館)
群馬県立近代美術館はブログには投稿してませんでしたが、以前行ったことがあります
静物画もあり、
マリー・ローランサン 「花束」(1939年、マリーローランサン美術館)
群像画もありました
マリー・ローランサン 「三人の若い女」(1953年頃、マリーローランサン美術館)
展覧会全体としては、アーティゾン美術館の他の画家の作品がかなり挿入されているので、マリー・ローランサン一色というわけではなかったですが、いろんな作品を堪能することができました。
常設展示の石橋財団コレクションの作品も良かったので、そちらも投稿するかも、です。