東京都美術館の「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」を見に行ってきました。
この展覧会も土日の場合は日時指定が必要だそうなので、気楽に行ける平日に行ってきました。それでもまぁまぁ混んでいました。
ウスター美術館はアメリカのマサチューセッツ州にある美術館だそうで、たぶん行くことはない(笑)でしょうから、作品を国内で見ることができるというのは幸せなことです。展示されている作品は有名画家の作品のほかに、印象派の影響を受けたアメリカの画家の作品が多く展示されていたのが新鮮でした。(作品リスト)
この展覧会は最近では珍しく写真撮影が全く不可でして、作品の写真は撮れなかったんですよね。その代わり、ところどころにSNSで拡散してちょうだい的なパネルがいくつか置かれていました。
パネルの画像だとやっぱり迫力に欠けますよね。まぁそうであれば、会場に来て下さい、ということなんでしょうが。
展示作品の中でひときわ輝いていたのは、やはりモネの睡蓮でした。
美術館ナビの紹介記事の画像がきれいに撮れてました。
【開幕】「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」 印象派の広がりを実感する展示 東京都美術館で4月7日まで
モネの睡蓮はたくさん見ていますが、その中でもこの睡蓮はひときわ透き通っていて、とても綺麗でした。モネの睡蓮を世界で最初に購入したのがこの美術館なんだそうです。この睡蓮を生で見るだけでもこの美術展の価値はあるかなと思いました。
アメリカの画家の作品もなかなか良くて、画風がアメリカっぽいんですよね。
その他、ウスター美術館所蔵以外の出品として、日本テレビ放送網所蔵のモネ、ルノワールとかがあったりして、日本テレビがそんな作品を持っているなんて予想外でした。
図録はサイズ的にはコンパクトでしたが、それでもまぁまぁ重かったです。今回は購入を見送りました。手元に置いて見返したい作品は個人的にはモネの睡蓮ぐらいだったので。
展覧会は行って損はないかと思いますが、写真が一枚も撮れなかったのはちょっと残念でした。