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期間限定の「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」を使用して、美術館巡りをしてきました。

まず一件目は、笠原日動美術館です。

笠原日動美術館は茨城県の笠間市にありますが、電車と徒歩でのアクセスにやや難があり、今まで行くのを躊躇していました。

今回「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」という最強の武器(新幹線でなく在来線も乗り降り自由\(^o^)/)を手に入れたため、これを機会に訪ねることにしました。

笠原日動美術館はホームページを見ると地味な印象なのですが、実際に行ってみるとお宝の宝庫でした。「企画展示館」から「パレット館」「フランス間」への連絡通路を渡ると、

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連絡通路

「パレット館」と「フランス館」の周辺が庭園になっていて、彫刻がずらっと並んでいます。これだけでも壮観です。

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庭園

私が訪ねた時は企画展「開館50年記念 夭折の画家たち -青春群像-」が開かれており、こちらにも良い作品がたくさんあったのですが、この展覧会の内容まで紹介すると終わらなくなりそう(^^;)なので、今回は「フランス館」をメインに紹介します。

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パレット館(左)、フランス館(右)

フランス館は、1Fに長谷川仁・林子記念室、デッサン室、ミュージアムショップがあり、2Fにフランスの著名画家の作品が常設展示されています。メインは2Fの常設展示ですが、1Fのデッサン室にも小作品が展示されていて、私が訪ねた時にはルノワール、ピカソの小作品が展示されていました。(写真撮影は不可)

2Fの常設展示に入る前に、
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ルノワール「大きな勝利のヴィーナス」

そして展示室の入り口の扉に、こんなお知らせが。
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一部の作品は網走市美術館に貸し出し中なので見ることができません、とのこと。残念ですが、それは仕方ないですね。

貸し出し中の作品はちゃんと教えてくれているのですが、笠間日動美術館は現在展示している作品のリストを公開してくれていないんですよね。私の記憶のみが頼りです。

以下、撮影が可能だった作品(一部)です。

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エドガー・ドガ「舞台の袖の踊り子」

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クロード・モネ「ロンドン、チャリング・クロス橋」

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フェルナン・レジェ「時計のある構図」

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ワシリー・カンディンスキー「活気ある休息」

その他、展示されていた(と思われる)主な作品です。(※正確さに欠けます)

モーリス・ユトリロ
パリの通り (1921-23年)
シュヴァリエ・ド・ラ・バール通り、モンマルトル (1914年頃)
藤田嗣治
家族 (1923年)
エドガー・ドガ
舞台の袖の踊り子 (1900-05年頃)
フィンセント・ファン・ゴッホ
サン=レミの道 (1889-90年頃)
パブロ・ピカソ
頭部 (1909年)
フェルナン・レジェ
時計のある構図 (1938年)
サム・フランシス
コンポジション (1959年)
ジョアン・ミロ
草原を染める夕日の魔術に捉らわれた女 (1955年)
アンディ・ウォーホル
C夫人像 (1975年)
ピエール=オーギュスト・ルノワール
大きな勝利のヴィーナス (1887年 ブロンズ)
アレクサンダー・コールダー
無題 (1948年頃 塗装された金属(吊りモビール))
ジャン・デュビュッフェ
四つの標的 (1970年 ポリエステル)
アルベルト・ジャコメッティ
ディエゴの胸像 (1957年 ブロンズ)
セザール・バルダッチーニ
翼のあるふくろう (ブロンズ)

まだまだたくさんあったのですが、手書きのメモと図録と照らし合わせてわかった分のみ書きました。

笠間日動美術館のコレクション関連で、以前、八王子市夢美術館の「近代西洋絵画名作展」という展覧会に行ったのを思い出しました。古い内容ですが、メモとして次の投稿で紹介します。