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長野県の美術館巡りの旅。一つ目の碌山美術館の後、

碌山美術館 2023年3月

松本市美術館に立ち寄りました。松本市美術館の最寄り駅は松本駅です。松本駅は、碌山美術館がある穂高駅の路線、JR大糸線の始発駅です。

松本市美術館の外観はとにかく派手。草間彌生の故郷ということもあり、美術館全体が草間彌生カラーに染まっています。

入口から美術館を見ると、シンボルの水玉が美術館の壁一面に描かれていたり、

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草間彌生「松本から未来へ」(2016年)

玄関左横には巨大なオブジェがあり、

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草間彌生「幻の華」(2002年)

そして何気に建物のショーウィンドウを見ると、ここにも水玉作品が。

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草間彌生 「水玉脅迫」(2009年)

松本市は草間彌生を全面に押してますね。私が訪れたときは企画展は開催されていなかったので、草間彌生の常設展示を中心に見学しました。

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撮影は不可だったので写真はありませんが、奇抜な作品がたくさんでした。ホームページで展示の様子が一部紹介されています。

コレクション展 草間彌生 魂のおきどころ

「こわれもの注意」の作品が多かったり、ところどころ暗闇があったりするので、係員の方がたくさん配置されていました。係員の方に誘導されながら見学する感じでした。展示作品の中で一番印象に残ったのが、「天国への梯子」(2012年)という作品でしょうか。仕組みを説明してしまうとネタバレになってしまうので、直接見た人とでないと驚きは共有できないのですが・・・(出品リストはこちら)。

草間彌生の作品は、共感するというより作品に込める情熱の激しさに驚くという感想を持つことが多い気がします。今回も同じ印象を受けました。そして最後は(お約束の?)カボチャです(笑)。この作品だけ撮影可能でした。

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草間彌生「大いなる巨大な南瓜」(2017年)

直島で見たカボチャは赤でしたが、ここは黄色ですね。直島の「ベネッセハウス」の近くにも確か黄色のカボチャがありましたが、直島のカボチャとどこが違うんだろう、などと思いながら見ていました。

直島 2022年11月

松本駅に戻って、地元の和食レストラン(本格手打そば 榑木野 松本駅舎店)で信州そばを食べました。

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長野に来たら、やっぱり信州そばですよね。ざるそば(880円)に、サイドメニューの馬もつ煮込み(620円)とそば五平餅(320円)も加えて、充実のランチになりました。

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信州そば、本当に美味しいですね・・・。普段食べているおそばとは段違いです。このクオリティだと、立ち食いそばでもかなり美味しいんじゃないかと思ったりしました。今度行くときは、立ち食いそばでも食べてみたいと思います!