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パナソニック汐留美術館の「ベル・エポック―美しき時代」を見てきました。

パリの良い時代関連の展覧会は、府中市美術館でミュシャの展覧会を見たばっかりだったので、

アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界 府中市美術館

似た感じかな、などと思っていたのですが、こちらの展覧会はより華やかでした

展覧会を見ていて感じたのは、第1次世界大戦の1914年の前までは、アート的に良い時代だったんだなぁ、ということですね。見ているだけで楽しいです。

写真撮影は第3章のみだったので、その他の作品の概要はメディアの取材サイトを見て下さい

美術館ナビ:【プレビュー】「ベル・エポック-美しき時代- パリに集った芸術家たち」パナソニック汐留美術館で10月5日から活気あふれる100年前のパリを楽しむ

まず、展覧会の入口にあったルノアールの2つの作品が個人的には好きでした

ピエール=オーギュスト・ルノワール 「ジャンヌ・ボドーの肖像」(1896年 個人蔵(山梨県立美術館寄託))
ピエール=オーギュスト・ルノワール 「帽子を被った二人の少女」(1890年頃 パナソニック ホールディングス株式会社)

この2作品を見て、図録を買おうと決めました(笑)

メディアの取材サイトに画像はないのですが、第1章に展示されていた作品が結構グッとくる作品が多くて、この展覧会は来てよかったな、と思いました

この時代の作品は全体的に洗練された文化の香りがするというか、時代感が作品に現れている気がするんですよね

撮影可能だった第3章で撮影した作品を紹介すると、

先日、映画で見たピエール・ボナールの作品、

映画:画家ボナール ピエールとマルト

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ピエール・ボナール 「『ピアノのための家族の情景集(C.テラス曲)』より」(1893年 栃木県立美術館)

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ジュール・シェレ 「コメディー」「ダンス」(1891年)

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ジュール・シェレ 「音楽」「パントマイム」(1891年)

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アンドレ・ドヴァンベズ 「モンマルトル劇場の初演」(1901年)

他にもミュシャやモーリス・ユトリロの母、シュザンヌ・ヴァラドンの作品もあったりして、この時代の豊かさを感じました。

初めのルノワールの作品にやられてしまったので、図録(3000円)を購入しました。図録はコンパクト&オシャレでとても良い装丁です。図録はコンパクトですが文章がかなりあるため、まぁまぁ重いです(苦笑)

この展覧会は巡回展で、

  • 山梨県立美術館
  • 栃木県立美術館
  • パナソニック汐留美術館
  • 岡山県立美術館

と巡るようです。

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