国立西洋美術館の「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」を見に行ってきました。
ベルクグリューン美術館はベルリンにあるんですね。美術館が改修している期間での出品、かつ、国外に持ち出されるのは初めて、ということなので、こういうチャンスは見逃さない方が良さそうです。
ベルリンの国立美術館の展覧会とはいえ、美術商の個人コレクションを基に作られた美術館ということで、個性的な作品が多かったです。全体的にインパクトが強めで、パンチがありました。
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
2022/10/8~2023/1/22
国立西洋美術館
参考サイト:美術手帖「ベルクグリューン美術館から約100点の名品が来日。「ピカソとその時代」がいまの時代に与えたものとは」」
そんな貴重な美術展なのに、写真撮影はすべてOK。撮影が全て可能と言われてしまうと、逆にどれを撮るか迷うんですよね・・・。展覧会の大きな柱は、パブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティスの3人のようです。
ピカソの作品は見たことがない作品がたくさんありました。ピカソは先日、ポーラ美術館で
たくさん見たので、もうお腹いっぱいかな、と思っていたのですが、こちらはこちらで楽しめました。
パブロ・ピカソ 「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」 (1936年)
パウル・クレーという画家は私はあまりよく知らなかったのですが、会場で何作品か見続けていると、良さがわかってきました。
アンリ・マティスの作品は、私たちが予想する通り?のアンリ・マティス風の作品でした。
ほかにも作品はたくさんありました。もう二度と見ることができない貴重な作品ばかりなんだろうな、と思いながら見ていました。
図録(2800円)は、かなり立派で重量もかなり重いので、買うべきか買わぬべきか悩んだのですが、誘惑に負けて買ってしまいました。しかしなんで図録はこんなに重いんでしょうね・・・。立派な装丁だけあって、写真はきれいで楽しめます。一部、国立西洋美術館や国立国際美術家所蔵などの作品も載っています。図録は東京新聞のオフィシャルショップでも購入できるようです。