長島美術館 2023年1月

鹿児島市の長島美術館に行ってきました。

鹿児島市への旅行

鹿児島市への旅行を計画した時には、この美術館の存在に気づいていませんでした。観光地の一覧にもあまり出てこないんですよね・・・。

場所は鹿児島市内なので鹿児島中央駅から歩いて行けるだろうと思っていたのですが、とんでもなく高台にあるため、徒歩での来館は難しいとの情報が・・・。

長島美術館(じゃらん)

このじゃらんのページを見るまでは歩いて行くつもりでした・・・。Google Mapで調べると行けちゃうように見えるのですが、信じてはいけません。上りの傾斜がきつく、山登りレベルなのです。(高低差140m以上!)

山登りをする気はないので、素直にタクシーで行きました。(片道で1090円でした。バスなどの交通機関もありません)

到着すると、まるで沖縄を思わせるような入口(このページの最初の写真)。そして中に入ると、まるで南国。見渡しが良いこと、良いこと。美術館に入らなくても(私は入りますが・・・)、この高台からの見晴らしだけでも価値があります。

入口の周辺には野外彫刻。

そして入口。

この長島美術館は長島企業グループの長島公佑氏が収集した美術品を集めた私設の美術館とのことで、敷地内には長島氏の銅像も置かれていました。

ホームページには展示室の概要以外、全く展示品が紹介されていないのですが、ルノワール、ユリトロ、シャガール等をはじめ、鹿児島出身の日本画家(黒田清輝、藤島武二、東郷青児など)の作品が展示されています。素晴らしい作品ばかりでした。お近くの方は是非行って欲しいです。

写真撮影はNGで図録も発行されていないので、この美術館にはどういう作品があるのか色々探していたら、下記のページを見つけました。

長島美術館: 所蔵作品・地図情報
長島美術館

ただ私が訪ねた日にどの作品が展示されていたかは、私の記憶以外、頼るものはありません。一部の作品に関してはポストカード(1枚120円)が売られていたので、記憶が確かなうちに今見たばかりの作品のポストカードは購入しておいたのですが・・・。備忘録がてら、私が見たと記憶している作品をメモしておきます(不正確である可能性あり)。

目次

1F常設展示 第1展示室

鹿児島にゆかりのある日本人作家の絵画の部屋

黒田清輝
婦人背面エチュード (1892年)
夏草 (1911年)
藤島武二
日の出 (不明)
婦人像 (不明)
和田英作
あけちかし (1916年)
桃 (1949年)
バラ (1942年)
東郷青児
バラ一輪 (不明)
花束 (不明)
海老原喜之助
北極 (1932年)

1F常設展示 第2展示室

海外作家の絵画や彫刻の部屋

ピエール=オーギュスト・ルノワール
テオドール・ド・ヴァンビルの肖像 (クレヨン)
モーリス・ユリトロ
ロバンソンのパヴィヨン・ラ・フォンテーヌ (1917年)
アメデオ・モディリアーニ
赤毛の女 (1918年)
マルク・シャガール
花嫁と花束 (1926年)
ワシリー・カンディンスキー
網状組織の上層 (1927年)
ジョルジュ・ブラック
果物とナイフ (1935年)
パン (1941-61年)
マリー・ローランサン
女王 (1935年)

1F常設展示 第3展示室

アール・ヌーヴォーのガラス
エミール・ガレ、ドーム兄弟

B1F常設展示 第4展示室

先史美術の出土品、装身具

B1F常設展示 第5展示室

薩摩焼(白薩摩焼)

B1F常設展示 第6展示室

薩摩焼(黒薩摩)

B1F企画展示 第7展示室

冬の企画展「いまきいれやよい展 ひだまりの散歩道」の展示。鹿児島県枕崎市生まれのいまきいれ やよいさんの作品の展示。撮影可だったので、気に入った作品を何枚か撮影しました。

近くに住んでいたら、また行ってしまうだろうなぁ、と思った美術館でした。

帰りは徒歩で下りましたが、これはこれで結構大変でした。Google Mapで徒歩マップを表示させたところ、途中行き止まりになってしまった(よくあります。苦笑)ため、車での経路を再検索して、なんとか下山できました。\(^o^)/