
東京の三菱一号館美術館の「ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠」を見てきました。
展示されているのは、フランスのオランジュリー美術館とオルセー美術館のコレクションからの作品です。
出品数が約50点とのことでしたが、美術館が広いこともあって、ゆったりと見ることができました。ルノワールのオランジュリー美術館の作品はたびたび日本に来ていることもあって、いくつか見たことがある作品がありましたが、こんな作品見たことないというものもたくさんあって新鮮でした
撮影したいなぁと思う作品はだいたい撮影不可だった(笑)ので、主な作品は美術館のサイトをご覧ください
展示の工夫として、ルノワールとセザンヌの作品を比較できるように作品が並べられているのですが、同じ素材でも描きっぷりがだいぶ違います
好みは人それぞれだと思いますが、私の場合はルノワールの作品ばかり見ていると飽きてしまってセザンヌの作品が見たくなり、逆にセザンヌの作品ばかり見ているとルノワールの作品が恋しくなる、という感じでした(笑)
これが目玉といった作品は特になかったですが、だからといって特にがっかりというわけでもなく、ただただ普通に楽しめたなぁ、という感想です。
展示の後半にいくつか撮影可能だった作品があったので、いくつか紹介します。
ピエール=オーギュスト・ルノワール「りんごと梨」(1895年頃、オランジュリー美術館)
ポール・セザンヌ「スープ鉢のある静物」(1877年頃、オルセー美術館)
ピエール=オーギュスト・ルノワール「チューリップ」(1905年頃、オランジュリー美術館)