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JR東日本パスを使った美術館巡りの二つ目は、山形美術館です。山形美術館は「吉野石膏コレクション」で有名ですよね。

山形美術館は山形駅から歩いて15分ほどの場所にあります。山形駅周辺には美術館の案内はなく、場所もちょっと離れているので、自ら行こうという意思がないと素通りしてしまうかもしれません。

私が訪れた日は企画展は実施されておらず、空いている展示室は書道展の会場になっていました。作品が展示されていたのは、ロビー(「巨匠の広場」)と吉野石膏コレクションと長谷川コレクションの部屋(第2展示室)のみでした。

ロビーには、服部コレクションのブロンズ(ロダン、ブールデル、マイヨールなど)

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ロビー(「巨匠の広場」)

と西洋画がありました。

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ジョルジュ・ルオー 「告発されたピエロ」 (1953-58年)

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パブロ・ピカソ 「剣を持つ男」 (1969年)

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マルク・シャガール 「花嫁の回想」 (1979年)

吉野石膏コレクションと長谷川コレクションの部屋(第2展示室)は、数ヶ月毎に展示替えをしているようです。私が訪ねたときの作品リストはこちらです。(※写真撮影は不可でした)
長谷川コレクションと吉野石膏コレクションの展示替えを行いました(9/3-10/30)

吉野石膏コレクションの作品は色々な展示会でよく見かけますよね。

練馬区立美術館「日本の中のマネ」

日本の中のマネ 練馬区立美術館

表参道ヒルズ・スペースオー
「TECHNICOLOR’S 吉野石膏コレクション meets コンテンポラリー・アート vol.1」
参考:https://artscape.jp/exhibition/art-flash-news/2021/10172379_21735.html

名古屋市美術館、兵庫県立美術館、三菱一号美術館
「印象派からその先へ―世界に誇る 吉野石膏コレクション展」
参考:https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1906/index.html

どの美術展にも行きましたが、これらの美術展の出品リストと今回訪ねた山形美術館での展示作品を見比べてみたところ、

カミーユ・ピサロ
草を摘む農夫 (1882年)
クロード・モネ
日傘をさす婦人 (1890-91年 黒鉛筆/紙)
ピエール=オーギュスト・ルノワール
風景の中の婦人 (1918年)

は、今回山形美術館で初めて見た作品だったようです。

見たことのない作品に出会えるのはうれしいものですね。


図録印象派からその先へー世界に誇る吉野石膏コレクション展