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大阪・中之島香雪美術館の「珠玉の西洋絵画:モネ・ルノワール・ピカソ-和泉市久保惣記念美術館所蔵品展-」を見てきました。

和泉市久保惣記念美術館といえば、個人的にはモネの「睡蓮」(このページ先頭の画像)を所蔵している美術館として記憶していました。モネの「睡蓮」は、直近ではこの展覧会で見ました

モネ 連作の情景 大阪中之島美術館

ただ、和泉市久保惣記念美術館美術館のホームページを見る限り、西洋画を公開している感がないんですよねぇ。そもそも東洋古美術が中心の美術館のようですし。

一方の中之島香雪美術館も日本やアジアの美術品を扱う美術館ということで、西洋画を展示するのは今回が初めてのようです。中之島香雪美術館で和泉市久保惣記念美術館の西洋画が出張展示されることになった経緯は全く分かりませんが、鑑賞する側としては「この機会を逃す手はない!」と思ったので、(首都圏からはちょっと遠いですが、まぁお盆休みだからいいかというのもあり)大阪まで見に行ってきました。

中之島香雪美術館は、大阪メトロ四つ橋線の肥後橋駅の4番出口から中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階まで外に出ずに行けるので楽ちんです

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館内は写真撮影不可ということで、主な作品は展覧会のページの画像やメディアの取材が参考になるかと思います(出品目録

モネ・ルノワール・ピカソ、和泉市久保惣記念美術館所蔵の珠玉の西洋絵画(読者レポート)

美術展ナビ:【関西】特別展「珠玉の西洋絵画:モネ・ルノワール・ピカソ-和泉市久保惣記念美術館所蔵品展-」中之島香雪美術館(大阪)で9月8日まで

見終わった感想としては「やっぱり来ておいて良かったなぁ」でした。お宝が一挙に展示されている印象を受けました。個人的に気になった作品は、

ポール・ゴーギャン
若い裸婦(1885-86年)
エドガー・ドガ
踊り子(1879年頃)
クロード・モネ
睡蓮(1907年)
ピエール=オーギュスト・ルノワール
カーニュのメゾン・ド・ラ・ポスト(1906年)
花飾りの女
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
マルセル・ランデ嬢 胸像(1895年)
パブロ・ピカソ
タバコを吸う男(1964年)
座る女(1947年)
マルク・シャガール
家族の団欒

ルノワールの「花飾りの女」は地下鉄のポスターにもなってました
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唯一写真撮影OKだったのが、常設展示の茶室とロダンを組み合わせた
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ロダン《考える人》× 茶室「玄庵」

和と洋の融合という感じでしょうか

ミュージアムショップでは和泉市久保惣記念美術館のかなり立派な図録が販売されていましたが、今回展示された作品はあまり掲載されていなかったので購入は見送って、代わりにポストカードを購入しました(1枚120円)

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気になった作品全ては網羅できませんが、わたし的にはこれで十分満足です (^^)