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大阪・京橋の山王美術館の「女流画家たち展」に行ってきました。

京都コンサートホールのアルゲリッチの公演を見に行ったついでに、ついでに大阪にも寄ることにしました。山王美術館は一度行ったことがあります。その時の投稿はこちら。

コレクションでつづる印象派展 山王美術館

山王美術館は所蔵作品があまり公開されていないですが、お宝ぞろいなんですよね。今回の展示作品はこちら

展示作品リスト

写真撮影はNGなので、実際に行ってみてもらうしかないのですが、今回展示されていた作品は今まで見たことない作品ばかりでした

上村松園
三岸節子
マリー・ローランサン
片岡珠子

かなりまとまった作品数の展示が4人の女性画家それぞれされていて、これだけの作品を所蔵している山王美術館はすごいなぁと感じました。個人的な感想としては、

上村松園の作品はいままであまり意識して見てなかったですが、意外と良いですね。この時代にこのクオリティの作品を作っていたというのは驚きです。壁の説明に作者にまつわるストーリーが書かれているのですが、生い立ちや本人の信条が書かれていて興味深かったです

三岸節子は、以前、一宮市三岸節子記念館に行ったことがあり、その時にいろいろな作品を見たのですが、この山王美術館にも所蔵作品があるのですね。山王美術館所蔵の作品は「激し目」の作品が多かったです。一宮市三岸節子記念館へ行った時の投稿はこちら

知られざる人物画 節子の描いた美しい女性たち 一宮市三岸節子記念館

マリー・ローランサンの作品は、今までも色んな作品を見てますが、こちらで展示されていた作品はやはり初見ですね・・・。恐るべし山王美術館(笑)

片岡珠子の作品は他の美術館でもよく見ますが、なかなか個性が強いので、個人的にはちょっと不得意(苦笑)です。たくさんの作品が展示されていましたが、作品のインパクトはどれも強烈でした。

企画展である「女流画家たち展」は5F/4F、そして山王美術館のコレクションが3F展示されていました。今回のコレクション展に展示されていた作品のうち、シスレーの作品などは前回来た時に見た覚えがありますが、それ以外はこれまた初見でした。何を見たのが覚えておきたいところなのですが、山王美術館の図録は1冊しか発行されておらず、今回展示されている作品のうち、その図録に収録されているものはごくわずかでした(前回の訪問時に図録は購入済み)

残念だなぁと思いながらミュージアムショップに行ったところ、図録に収録されていない作品が一部ポストカードとして売られていました。気になるポストカードを購入しておきました。

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マリー・ローランサン
・道化師たち
・真珠で装うエヴァリン
・少女たち
・ピンクの花で装うマノーラ
(左上から右に)

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エドガー・ドガ
・入浴のあと
ピエール=オーギュスト・ルノワール
・裸婦と花の習作
・アネモネ
三岸節子
・花(ヴェロンにて)
・花(南仏カーニュにて)
・天草の入江
(左上から右に)

もっと図録に載せてくれると良いのになぁと思いました(笑)

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