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永青文庫の「細川護立の愛した画家たち」を見に行ってきました。

セザンヌの作品が特別に公開されていると知って行ってみようと決めたのですが、永青文庫がどこにあるのかが全くわからず・・・。

GoogleMapで調べたところ、

有楽町線の江戸川橋駅から神田川沿いに歩いて行けば着けそうだとわかったのですが、いざ現地に行ってみると、この神田川沿いの道がよく分かりませんでした・・・。この川沿いの道を見つけるのがだんだん面倒になってしまったので、図のグレーの方の道順で行くことにしました。こちらのルートは大通り沿いに歩いて行けばいいので簡単です。

この大通りの道は明らかに遠回りに見えるのですが、実はこちらの道の方がお薦めかもしれません。というのも、永青文庫は江戸川橋駅側から見ると、かなり高台にあるんです。どこかで坂を上がらないといけません。

私が選んだ道は、緩やかな上り坂になっていました。一方、神田沿いの道は途中までは平坦なのですが、最後の最後に「心臓破りの坂」が待っています。それがこちら。

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この坂、上る自信がありますか(笑)。ダメだなと思った方は、緩い坂の道を選んでください。(^^)

ちなみに緩い坂の方の道を選ぶと、永青文庫に到着する前に巨大な教会で有名な「東京カテドラル聖マリア大聖堂」にも立ち寄ることができます。(^^)/

こちらが永青文庫の正面です。
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永青文庫は庭園の中にあります。
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永青文庫の建物
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かなり歴史のある建物で、建物内部はレトロな雰囲気満載です。上野の朝倉彫塑館を思い出しました。

朝倉彫塑館 2023年2月

通常は細川家の文化財を公開しているようですが、今回は永青文庫設立者の細川護立と絡めて、特別にセザンヌとの作品を展示しているようです。写真撮影は不可だったので、主な展示作品はホームページを見てください。(出品リスト

セザンヌの「登り道」は、4階の企画展示室(と思われる)に展示されていました。ホームページの画像で見るとわかりませんが、横40cm x 縦20cmぐらいの小ぶりな作品で、作品保護のためか、ホームページの画像よりもっと暗い感じでした。それでも作品の素晴らしさはよくわかりました。その他、安井曾太郎や梅原龍三郎などの作品もありました。

3階は常設展示室(と思われます)。夏ということもあって団扇がたくさん展示されていました。これがかなり良かったのですが、写真がないとわからないですね・・・。

永青文庫の建物はかなり年期が入っていて、当時使っていたと思われる居間や廊下には当時の書物がそのまま並べられたりして、昭和に建てられた誰かの家に来ているかのようでした。(ホームページによると、旧細川家の事務所だったところのようです)

今回の展覧会の図録はなかったのですが、永青文庫発行の季刊紙「永青文庫」が今回の展覧会の特集だったので、一応購入しておきました(800円)。

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冊子の中には、設立者の細川護立と今回の展示作品とのつながりについての記事がありました。その他「細川護煕氏理事長退任のごあいさつ」が載っていました (^^)。元内閣総理大臣の細川氏は、長らく永青文庫の理事長だったんですね・・・。ご興味があるかたはぜひ。